|
- 日本のユニテック工業(株)と江陰動力機械は、ユニテック工業代表の友人の友人の紹介をきっかけにして4年の交流を経た後、合弁することを決定しました。
- 交流の始まり時点では国営企業でありましたが、民営となり現在の金社長が就任してからは、関係が前進し、合弁が決定しました。金社長は40代前半で考え方も柔軟です。ユニテックは合弁を設立するに足る規模とは考えられませんでしたが、交流第1、商売第2の考えで同意しました。
- 江陰動力は、過去において、中国第1裕福な農村である江陰市では最大の機械メーカであり、紡績機械、電線、ワイヤー機械を製造し一時は800人の社員がおりましたが、現在は400人になっています。電動シリンダは、上海宝山製鉄の運転開始となったころに、そこより製作を依頼されたのがきっかけとなり、製造を始めました。中国で初めて電動シリンダを製作した会社です。
- 125KGから4トンタイプが標準です。日本椿本製のLPWタイプを標準にしています。ボールねじも早くから自社内で製作しています。中国国内の製鉄所を中心に長い安定した実績を有しております。
- 国営時代からの技術資料や技術員もまじめで優秀です。江陰市の出身者が多く、人員メンバーが安定しています。
- 試運転についても、無付加だけでなく負荷をかけてのテスト装置も有しており、ウエイト式と油圧負荷式の2つのタイプがあります。
- 日本の装置メーカでも、中国国内に納入する設備であれば、ぜひ採用をご検討ください。
- 大型タイプ8トン以上のタイプ、過負荷安全装置付のシリンダやそのほかの特殊タイプなど、日本ユニテックとの協力の中で製作をすることができます。
- 日本への組み立て品の輸出は今のところしておりません。部品の供給の範囲にとどめております。
- ワイヤーの機械はもともと有った物を、合弁会社の範囲に入れたものです。日本ユニテックもいろいろな省力自動化機械を製作しますので、協力しながらいい機械を開発製作していきたいと考えております。
|